パフォーマンスフィルターと標準フィルターの違い
高性能ショートパス フィルタは、通過帯域での高い透過率、帯域外での高い OD、および傾斜領域での小さな FWHM を実現するように設計されています。また、反射率が低く、波面歪みが少なく、温度安定性が高いという特徴もあります。
パフォーマンスショートパスフィルタの例
- カットオフ波長: 1500 nm
- 透過率: 400~1450 nmで91%以上
- OD: 1550~2200 nmで4以上
- FWHM: <1%
- 表面品質: 40-20 スクラッチディグ
- 波面歪み: 633 nmでλ/4
- 入射角: 0°
標準ショートパス フィルタは、通過帯域で中程度の透過率、帯域外で中程度の OD、傾斜領域で中程度の FWHM を持つように設計されています。反射、波面歪み、温度安定性の要件は、高性能フィルタよりも低くなっています。
標準ショートパスフィルタの例
- カットオフ波長: 1400 nm
- 透過率: 400~1350 nmで65%以上
- OD: 1450~2200 nmで≥2
- 半値幅: 25nm
- 表面品質: 80-50 スクラッチ-ディグ
- 波面歪み: 633 nmでλ/2
- 入射角: 0°